BIDSpp
目次
About this
BIDSpp.dllは、BVEの運転情報を外部に取り出す、最も重要な役割を持ったプログラムです。BVEに対して保安装置プラグインとして動作し、BIDSにおいて出力段を担当します。
このプログラムの果たす機能は以下の通りです。(Ver200)
- 運転情報を取得する(以下の情報を取得します)
- 車両のBノッチ段数
- 車両のPノッチ段数
- ATS確認に必要なBノッチのハンドル位置
- ブレーキ弁の67°に相当するBノッチのハンドル位置
- 現在位置
- 現在時刻
- 現在速度
- BC圧(ブレーキシリンダ―圧力)
- MR圧(元空気ダメ圧力)
- ER圧(釣り合い空気ダメ圧力)
- BP圧(ブレーキ管圧力)
- SAP圧(直通管圧力)
- 電流
- ドア状態
- Bノッチ位置
- Pノッチ位置
- レバーサーハンドル位置
- 取得した情報を変換し、専用の場所に記録する
- Win32APIのSharedMemoryを利用し、同一PC内で情報を取得できるようにしています。
How to Use
BIDSpp.dll未搭載車両
- 本ページの「ダウンロード」よりファイルをダウンロードする。
- ダウンロードしたファイルを解凍する。
- 運転する車両の保安装置に「BIDSpp.dll」を追加する。
- BVEを起動し、該当する車両を指定したシナリオを読み込む。
- 通常通り運転する。
BIDSpp.dll搭載車両
通常通りシナリオを選択し、運転するだけです。ユーザーが特別な操作をする必要はありません。
どちらの場合も、情報表示ソフトウェアなどは別となりますので、ご注意ください。
Important Notice
- BIDSプロジェクトに含まれるソフトウェアのうち、オープンソースのものに関してはMITライセンスのもとで自由に利用することができます。
- BIDSpp.dllはオープンソースとなっております。ソースコードはこちら
- 車両配布の際に本プラグインを同梱することは可能です。連絡は不要ですが、MITライセンスのもとで本プラグインを使用している旨を必ず説明書等に記載し、本プラグインの説明書も同梱するようにしてください。
- 本プラグインの説明書にMITライセンスの原文のコピーがあるため、車両側にライセンス文を貼る必要はありません。
- 本プラグインの説明書を同梱したくない場合は必ずMITライセンスのライセンス文を貼るようにしてください。
- 他作者様の車両の保安装置に本プラグインを追加し、動画を公開したりするなど第三者の目に触れる可能性のある状態にする際は、念のため車両作者様から改造の許可を得てください。
- 改造はすべて自己責任となります。トラブルは当人間で解決してください。
- 車両に組み込む際は、必ず一番最初に読み込まれるようにしてください。
- 2018年10月31日現在、一部仕様の変更を予定しており、その関係上α版での提供となっております。
Download
History
2019年10月07日 BIDSSMemLibへの移行のお願い
2018年10月31日 α版公開