BIDSプロジェクト
BIDSプロジェクト(BVE Information Display System Developing Project)とは、BVE5向け自宅運転台の作成においてソフト面最大の難関と思われる「各種情報の外部出力」をより手軽に行えるようにする計画のことを言います。現状はちょっとだけ手軽になった程度です。
開発者ではなくユーザーとしてBIDSの使い方を知りたい場合は、こちらのページをご覧ください。
構成
このプロジェクトは、大まかに分けて以下の3つのソフトウェアで構成されます。
- BVEの車両の情報を、ローカルの共有領域に読み書きする「BIDSSMemLib」
- SMemLibを介して情報を外部に送信する「BIDS_Server」
- BIDScs.dllが分類した情報を表示する「表示ソフト」(もしくは表示装置)
BIDSSMemLibを用いて表示ソフトを開発することで、自由に様々な情報を表示させることができます。
ソフトウェア紹介
注意事項
Tech Otterにて公開している各種ファイルが原因で何か問題が発生してもTetsu Otterは一切の責任を負いません。少しでも不安であれば使用を中止してください。
BIDSプロジェクトに含まれるソフトウェアのうち一部はソースコートを公開しております。公開できるソースコードの一部はGitHubにて公開しております。また、GitHubに投げられていないコードの閲覧をしたいという方がいらっしゃいましたら、Twitter(@Tetsu_Otter)までお願いします。
BIDSプロジェクトはまだまだ開発途上です。開発の進行に伴って仕様の変更が発生する場合がございます。表示ソフト開発の際はご注意ください。
BIDSSMemLib
共有メモリ空間にアクセスし、情報の読み書きを行うライブラリ群です。用途に応じて、複数のライブラリに分かれています。
詳細は、専用ページにアクセスをお願いいたします。
BIDS_Server
外部との通信を担います。通信のプロトコルはモジュールにより自由に追加可能で、また(リソースの許す限り)非常に多くの接続を管理することが可能です。
詳細は、専用ページにアクセスをお願いいたします。
表示ソフト
BIDSSMemLibから情報を受け取り、処理し、表示させます。
BIDSに対応するソフトはまだ少ないですが、時が経つにつれて少しずつ増えてくることでしょう。
BIDSに準拠した表示ソフトは、こちらのページにまとめております。
更新履歴
2019年10月07日 システム構成変更に伴う内容改定
2018年08月08日 BIDSpp.dll, BIDScs.dll公開に伴う内容改定
2018年01月01日 BIDS基本セット公開に伴う一部内容改定
2017年11月13日 新規公開