BIDS.dll 配列表

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BIDS.dllが送信するデータの順番を書いておきます。普通の人は使わないと思います。

処理ソフトや表示ソフトを自作したい方などはこれを参考にしてください。プラグインのアップデートに伴い配列が変更となる場合もあるのでご注意ください。

型はすべてint32となっています。倍数が2以上の場合は、出力しているデータは取得した値にその数をかけたものになります。処理側でその数だけ割ることを忘れないように注意してください。

 

最終更新:2017年11月13日(新規公開)

備考に「const」とあるものは定数です。運転中に変化することはありません。

単位は間違っている可能性があります。

配列番号名称倍数備考
0 ヘッダ1ヘッダについては後述
1B段数1const
2B常用位置1const
3P段数1const
4ATS確認段1const
5編成両数1const
6ブレーキ位置1
7ノッチ位置1
8レバーサー位置1
 9定速制御の状態1未実装です。
10列車位置1000単位[km]
11現在速度1000符号付きint32型で送信しています。単位[km/h]
12現在時刻10:00:00からの経過時間をms単位で送信しています。
13BC圧1,000,000ブレーキシリンダ圧 単位[kPa]
14MR圧1,000,000元空気ダメ圧力 単位[kPa]
15ER圧1,000,000釣り合い空気ダメ圧力 単位[kPa]
16BP圧1,000,000ブレーキ管圧力 単位[kPa]
17SAP圧1,000,000直通管圧力 単位[kPa]
18電流100,000符号付きint32型で送信しています。単位[A]
19 case by caseヘッダによってこの先の情報は変化します。

 

ヘッダによる情報の変化

19番以降は、ヘッダによって情報が変化します。コロンの左の数字はヘッダ番号、コロンから右はそのヘッダの意味です。

01:Dispose ~プラグイン解放時~

ヘッダ01はプラグインがBVEから解放された、つまりシナリオが閉じられたことを意味します。

ヘッダ01の場合、配列番号19番以降に情報はありません。

 

02:Elapse ~画面更新時~

ヘッダ02は、BVEが画面を更新した際に送信されます。

追加配列は19番以降、531番まで続きます。

番号名称倍数備考
19panel[0]1panel[0]の状態です。
(連続します)1
274panel[255]1
275sound[0]1sound[0]の状態です。詳しいことは未検証です。
(連続します)1
531sound[255]1

公式:panel[n]の配列番号は「n + 19」

公式:sound[n]の配列番号は「n + 275」

 

03:KeyDown ~ボタン押下時~

ヘッダ03は、ボタンが押下されたときに送信されます。

追加配列は19番のみで、それ以降はありません。

押下されたボタンの名称と送信される番号の対応表を以下に示します。

S0E8
A11F9
A22G10
B13H11
B24I12
C15J13
C26K14
D7L15

 

04:KeyUp ~ボタン解放時~

ヘッダ04は、ボタンから手が離されたときに送信されます。

配列に関してはヘッダ03と同様です。

 

05:HornBlow ~警笛吹鳴~

ヘッダ05は、警笛が吹鳴された際に送信されます。

追加配列は19番のみで、情報が「0」のとき警笛1、「2」のとき警笛2、「3」のときミュージックホーンが吹鳴中であることを表しています。

 

06:SetSignal ~現示変化時~

ヘッダ06は、進路上の閉塞の現示が変化した際に送信されます。

追加配列は19番のみで、変化後の信号番号が送信されます。この機能は未検証です。

 

07;SetBeaconData ~地上子踏んだ~

ヘッダ06は、車両が地上子上を通過した際に送信されます。

追加配列は19番から22番までです。

番号名称倍数備考
19地上子種別1
20対のセクション番号1
21対のセクションまでの距離1000単位[km]
22第三引数1MapファイルにBeaconを配置する際の第三引数に入力された値がそのまま送信されます。

 

更新履歴

2017年11月13日 新規公開

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